月刊 山口広記

お客様とのコミュニケーションを大切にする所長・山口の税金とお金と経営の話

クラウド会計体験記④

2016-04-27

今回はMFクラウド会計の領収書入力
について掘り下げてみます。

体験記の②で記載しましたが
スキャナによる領収書の自動入力
については今後に期待です。

ただ領収書・レシ-トからの
入力は必要です。

その方法として3種類あります。

 

【1】手動で領収書デ-タ入力

①簡単入力

②詳細入力

③仕訳帳入力(キ-ボ-ド操作向き)

の3つの機能があります。
正直なところ、①②の方法は
マウス操作での入力なので
会計専用の入力システム
の操作性と比べると使いにくさを
感じます。

簿記が苦手な方は
こちらをお勧めします。

③は設定次第では会計専用の
テンキ-入力ができそうなので
なじめそうです。

 

【2】エクセルデ-タのインポ-ト

エクセルで領収書のデ-タを入力して
それを「MF会計」にインポ-トする方法です。

①書式の切り出し

MF会計の機能

ファイルの入出力

現金出納帳

のエクセルデ-タインポ-ト
を選択すると
現金出納帳のテンプレ-トを入手できます。

②内容入力・取込

このシ-トに日付・金額・内容を入力すると
「MF会計」に取り込むことができます。
相手勘定は現金又は小口現金を選択します。
経費の勘定科目は「MF会計」に取り込んだ後に
指定します。

③学習機能

最初は勘定科目を指定する作業が
必要になりますが、
ここにも学習機能があり、
次回以降は
同様の内容については勘定科目が
自動設定されます。

ここが便利な点です。
慣れてくるとスピ-ドが上がります。

 

【3】「MF経費」の利用

①準備

無料アプリの「MF経理」をスマホに取込みます。
取り込んだアプリのデ-タを
「MF会計」に取り込めるように設定します。

②デ-タ取込

領収書を「MF経理」でスキャン
(写真で撮影)します。
スマホの画面上に日付・金額・支払先
が取り込まれるので勘定科目を選択します。
摘要などは適宜追加します。
これで読み取り完了。

③デ-タ取込

「MF会計」を開いて、その他機能
の「経費」を選択すると
「MF経費」で読み取ったデ-タの
取込を指示します。
これで完了です。

見事に現金出納帳等にデ-タが
反映されました。

領収書・レシ-トの中には読み取り
がうまくできないものも有りますが、
一部のレシ-トはバ-コ-ドが記載
されていて、内容が完璧に読み取れる
ものもありました。

ちょっと感動です。世の中進んでいるな
と思いました。

 

【4】領収書の入力・総括

私が選択した入力方法は以下のふたつです。

①領収書をためてしまったら、
エクセル入力してインポ-ト

②日々できれば
「MF経理」での取込
領収書等を空いた時間、移動中等に
スキャンして登録できるので
いつでもどこでもできます。

【5】感想

できるだけ学習機能を使って
工程を減らすこと、
隙間時間を使って入力
の両方をうまく使い分ければ
作業効率を上げられると確信しました。

【6】今後の希望として(MF会計に)

勝手なお願いですが、
現金出納帳のエクセルシ-トに
摘要一覧表を登録できる部分が
あれば助かります。

IF関数等を使って摘要欄に数字を入れると
別の摘要一覧表から登録した摘要内容が
自動選択されます。
これがあるとよく出る摘要内容の
入力の手間が省けます。

もしかしたら知らないだけで
まだまだ便利機能があるかも
しれません。

まだまだ研究してみます。

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