月刊 山口広記

お客様とのコミュニケーションを大切にする所長・山口の税金とお金と経営の話

クラウド会計を薦めてみて

2017-02-01

昨年から会計ソフトを
クラウド会計に変更する
お客様が増えてきました。

【1】変更理由として多かったもの

①手間を省きたい

特に自社で会計ソフトで入力
していたお客様に多い理由が
「手間を省きたい」です。

中小企業の多くは経理専門の人材を
抱えることはコスト面で難しく、
多くは社長や奥様がその業務を
担っています。

起業されている方のほとんどは
物作りや営業に強い方々です。

業務のほとんどを本業に注力されるため、
経理作業は後回しになりがちです。
溜まってしまった会計処理を一年分決算間際に
一気に行うのは、面倒な気の重い作業です。

その解決策の一つとしてご提案していることが、
クラウド会計を導入・・・です。

1)ネットバンキングデ-タの経理ソフトへの自動取込
2)クレジットデ-タの自動取込
3)エクセルデ-タの取込
などを利用し、
手打ちする作業のほとんどは自動化出来ます。

そのため会計入力作業に費やす時間が劇的に
減らすことができます。

また、毎月自動で会計データが作成されるため、
経営状況がより早く確認できるようになります。

みなさまは、
この2点に注目してクラウド会計を導入しています。

②常に最新バ-ジョンのソフト

-税制改正、ソフトのバ-ジョンアップ等について-

従来までの会計ソフトはサポ-ト契約をして
年に1-2回のバ-ジョンアップの更新手続きを
必要とします。

クラウド会計は自動的にバ-ジョンアップされるので
常に最新のソフトでデ-タ確認・入力ができます。

この点もバ-ジョン確認等の煩わしさがなく
受け入れられています。

③クラウド給与

上記②の効果はクラウド給与でも同じです。
社会保険料等の料率が毎年2回位変更
されますが、クラウド給与では常に最新の
料率で計算できるので、計算ミスが少なくなります。

【2】クラウド会計のメリットを生かす運用方法

①自動取込を生かす

導入しているお客さまにお薦めしているのは、
クラウド会計「Freee」等のサイトでの
自動取込ができる決済サ-ビスや電子マネ-の利用です。

例えば
Amazon・Square・Airレジ ・ReceReco・ユビレジ・GMO・イプシロン  ・nanaco(カード) ・ nanaco(モバイル)・  スマートICOCA ・楽天Edy ・ Pitapa  BASE  ・Amazon出品(出店)サービス ・ ASKU・・・・・
など銀行・クレジットカ-ド以外でも
多数あります。

これらを使うことにより出来る限り
現金払いを減らして自動取込を
使いこなすアドバイスをしています。

②会計以外も連動

Freeeのクラウド会計では、標準で
(別契約無しで)請求管理の機能が付随
しています。

この請求管理を使うと入力したデ-タが
自動的に会計デ-タに連動します。

さらに通帳に入出金されたものを
判定して請求金額の消し込みも
行います。

もちろん初期設定や摘要項目の一致
等の学習機能も必要ですが、
使うに従いレベルアップします。

クラウド会計のバ-ジョンアップは不定期に
随時行われます。場合によってはリクエストした
機能が数週間後には備わっていることなども
あります。

まずは無料お試し期間で触れてみてはいかがでしょう。

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