いつかトライアスロンの大会に！

　という夢を、何年か前から抱いています。タフな世界への憧れみたいなものがあるのです。鍛え上げた肉体を武器に、ひたすら泳ぎ、走り、チャリを漕ぐのです。いったいなぜそんな事をする必要があるのでしょうか、私にもわかりません。でもなぜか義務感のように、死ぬまでに一度はトライアスロンをやらなくてはならない！ という思いが胸に巣食っているのです。

　地道にトレーニング！

　継続は力なりです。と自分に言い聞かせています。最近は休日に市民プールに通い、クロールで1,000メートル泳ぐというノルマをこなしています。水泳は苦手だったのですが、youtubeの動画などを参考にしてなんとか自己流で泳ぎを習得しました。コツは肩の力を抜くことだと思います。できるだけリラックスして、心を無にして、海の藻屑になったような気分で、水中に漂うのです。そうするといつのまにか1,000メートル漂流しています。

　走るのは昔から得意でした。中学時代に陸上部の中距離選手だったのです。しかし何年か前に腰を痛めてしまったので、あまり無理はできません。早く走るというよりかは、関節をケアしつつゆっくり長い距離を走る事を心がけています。天気が良い日は気持ちが良いので、スマホで写真を撮ったりして楽しんでいます。

　一つ問題が。

　トライアスロンには自転車が必要です。しかも普通の自転車ではなく、例のああいうやつです。高価なものですので、なかなか簡単には手を出せません。種類もたくさんあり、よく調べる必要があります。そうなると、優柔不断な私の性格から、まだ買わなくていいかな、誰かが譲ってくれるまで待ってようかな、まずはランとスイムだけに特化しようかな、ママチャリでもいいかな、むしろ車でいいかな、と徐々に先延ばしになってしまいます。ここは決断が必要です。誰か私の背中を押してくださるととても助かります、そして、できれば自転車を譲ってください。

石山