スタッフブログ

総勢15名!税務・会計の専門家たちが、業界の最新情報や所員の日常について綴っていきます

親子愛を感じました。

2009-12-07

昨日、外でカラスの鳴き声がひどくするので
ベランダに出てみました。

いつも鳴くカラスの声ではなく・・
切羽詰まった本当にどうしようという鳴き声だったので少し心配でした。

やはり思ったとおり
子ガラスが線路の敷地内に落ちて羽をパタパタとしていました。
そのすぐ上の電線には母ガラス
すぐ隣のビルの上には父ガラス・・あくまでも自分の予想ですが・・。

「飛びなさい!飛びなさい!飛びなさい!」・・母ガラス
「飛べ!飛びあがれ!何をぐずぐずしている!飛べ!」・・父ガラス
「だって・・痛くて飛べないんだもん・・痛いよ~~」・・子ガラス

子ガラスのすぐ頭の上をすれすれに飛んで子ガラスを誘導するように
かすめて母ガラスも父ガラスも何度も飛ぶのです。

私は心配で心配で目が離せなくなり
しばらく様子を見守っていました。
踏切を渡っているご夫婦もどうしようもなくて見守っていました。
その間、電車も何度も通り過ぎてそのたびにハラハラ・・ドキドキ!
そのうち
ふと気がつくといつの間にか・・
猫がそっと忍び足で近付いているのです。

なんと自然の摂理とは無情なものでしょうか。
どんどん近づいて行った猫は・・
とうとう子ガラスを襲いました。

その時もう諦めてしまったと思った母ガラスと父ガラスがどこからともなく
あらわれて猫を襲撃したのです。
猫はたまらずどこかに姿を隠してしまいました。

ベランダの私も踏切のご夫婦もほっと胸をなでおろしました。
でもその後も
子ガラスはとうとう飛び立てなくて・・
線路内の敷地でパタパタと羽根を広げる姿が見えて・・
とてもかわいそうだけど
どうしようもなく・・
あれからどうなったのでしょうか・・。
考えてもしょうがありませんが。

それにしても・・
親子の愛はカラスも人間も同じなのだと痛感させられる出来事でした。

土井

お問い合わせ