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日本の、のどを守って200年

2015-07-29

日本の、のどを守って200年
龍角散は、明治4年(1,871年)創業の製薬会社。東京神田が創業の地。
もともと、秋田藩主、佐竹家の殿様が、のどが弱く、ぜんそく治療のため
藤井家の先祖が調合して作った薬が龍角散。
それから140年たった今も、本社は神田にある。 
神田といえば神田明神。龍角散8代目社長は、祭の世話役として活躍する氏子総代。
現代の龍角散は千葉県にある工場で作られている。
基本となる原料は、生薬が使われている。
桔梗の根は痰をきる働きがあり、
甘草の根っこは、炎症をおさえる働きがある。
杏の種を取り出した杏仁は咳をおさえる。
原料は変わらないが、設備は世界に1台しかない最新の機械で
1日3万個生産されている。
8代目社長、曰く
「 ぜんそくで苦しんでいた殿様を、何とか助けたい そこから生まれて
   苦心をしてできた薬が龍角散。人様のためにどれだけ役にたてるのかが
   この会社の存在意義ではないのか・・・・・・・・」        
  
「のどは、食物と空気がはいってくる。食べること、呼吸をつかさどる器官。
 のどは、健康の入口、一番外界と接するから大事、
 のどを、元気にしていなければいけない。」
のどにこだわってきた老舗の龍角散にも世界初の商品がある。
高齢者やこどもが飲みにくい錠剤を飲みやすくするために
服薬ゼリー(ゼリーが薬を包み込みのどを通過)を生産している。
こども用にフルーツ味の服薬ゼリーもある。
世界35カ国で特許を取得。年間350万個販売している。
       山口会計 北村

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