オンライン調査等開始へ
2025-07-26
こんにちは!
猛暑の毎日でございますが、いかがお過ごしでしょうか。
熱中症による救急搬送者数が過去最多を記録するなど、
熱中症の拡大が大変懸念されています。
適切な対策を講じながら、十分注意して、今年の夏を乗り越えましょう!
昨今、「デジタル化」がどの分野でも普及しておりますが、
ついにアナログなイメージがある国税庁も「デジタル化」を進める様です。
令和7年9月より段階的に、税務調査で必要に応じて、
調査官と納税者がメールでやりとりすることやWEB会議システムでの面談、
オンラインストレージサービスによる帳簿書類等データの受渡しに着手します。
①インターネットメールでの連絡
事前通知の後の調査官との連絡でメールを利用することで、
例えば、調査官より調査で必要となる資料の準備の依頼がメールで行われます。
税務調査の事前通知は従来通り、原則電話等の口頭で実施される様です。
②WEB会議システムにより面談
「Teams」を利用して、調査等に係る質問や回答等のヒアリングが行われます。
③オンラインストレージサービスでのデータの受渡し
インターネットメールやe-Taxのほか、オンラインストレージサービス(PrimeDrive)を
利用して、調査官から求められた帳簿書類等の資料のデータの受渡しを行う事になります。
オンライン調査等は、強制ではなく、基本的には、調査等に当たり調査官が納税者の
同意を得た上でオンライン調査等を実施することとなり、その際、納税者は調査官に
同意書を提出するなどの手続きが必要となる様です。
9月から先行で、金沢・福岡で開始され、
来年の3月以降全国でオンライン調査等に対応していく予定となっております。
税務調査もついに「デジタル化」となり、
税務職員との対面でのやりとりが益々減っていきそうです。
弊所も「デジタル化」の流れに遅れない様、
日々アップデートをしていく所存でございます。
すでにご案内している通り、来月より「税理士法人だいち」の一員となりますが、
弊所顧問先様にご提供しているサービス等に変更はございません。
今後とも、末永くお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
-追伸-
来月初旬に初めての税理士試験に挑戦して来ます!
5年での税理士資格取得を目標に・・
山口会計 佐々木