スタッフブログ

総勢15名!税務・会計の専門家たちが、業界の最新情報や所員の日常について綴っていきます

山口絵理子さんの講演を聴きに行きました

2011-05-02

先日、㈱マザーハウス代表取締役の山口絵理子さんの講演を聴きに行きました。
 
山口絵理子さんは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもとに2006年に㈱マザーハウスを25歳で設立。
現在はバングラデシュ・ネパールでバッグや服飾雑貨のデザイン・生産を行い、東京や福岡、大阪など6店舗で販売を展開している方です。
 
この「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念ですが、“途上国は可哀相だから買ってあげる”という意味ではなく、“カワイイから・カッコイイから買われる”ものを途上国の素材で途上国で作るという意味です。
援助やフェアトレードではダメ。ビジネスとして、欲しいから買われるものを作らないと途上国の本当の意味での自立や経済発展は実現できないということを肌で感じて起業なされたそうです。
 
詳しい過程は「裸でも生きる」「裸でも生きる2」という本に書かれています。
とてもオススメなので、興味のある方は是非読んでみてください。
 
講演は、これまでの道のりや㈱マザーハウスの理念、商品作りのストーリーやプロセスについてのお話でした。
 
上記の本や今回の講演を通じて、自分が特に感じたことをザッと挙げてみます。
 
【山口絵理子さんのスゴイところ】
①自分がやりたいと思ったことから絶対に逃げない、弛まぬ努力を行うことができる
②人が好き、どんな場面でも他人のことを自分のことのように考えられる
③夢を語れる、伝えられる
 
【マザーハウスのスゴイところ】
①スタッフ・工員・お客さんが理念に共感し、マザーハウスのファンが集まっている
②遠く途上国の工員たちにも、日本で商品を買うお客さんの「ありがとう」が届いている、届かせている
③スタッフ・工員たちの「夢」を叶えられる会社である
 
個人の生き方としても学ばなければならないと思いますし、マザーハウスという会社としても業種に関係なく良い会社を築いていくために参考になることが多いです。
 
たくさんパワーやエネルギーをいただきました。
聴きに行って本当に良かったです。
 
 
神庭
 

お問い合わせ