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【弥生会計】ガッツリ入力して実感した、弥生会計の入力便利機能

2013-05-26

今月は、弥生会計をガッツリ入力する機会がありました。
実際に入力をしてみた中で、改めて便利だなと思った機能のうち、
いくつかをご紹介したいと思います。
1.上の行をコピー  お手軽度★★★ 便利度★★★
 上の行と同じ科目、同じ金額、同じ摘要などを入力する機会は多いです。
 

 そんなときは、キーボードの「Ctrl」+「F」を押してください。
 上の行と同じものが入力できます。
 

2.“000”入力  お手軽度★★★ 便利度★★☆
 金額入力の際に、例えば“5,000円”と入力しようと思うと、
 「5」「0」「0」「0」と4回タイプしなければなりません。
 

 そんなときは、キーボードの「/」キーを押してください。
 一気に“000”と入力できます。
 

3.画面切り替え  お手軽度★★★ 便利度★★☆
 例えば、仕訳日記帳で入力をしている際に、ふと残高試算表を見たくなる時があります。
 いちいち右手をマウスに持ち替えてタブをクリックするのは手間がかかります。
 

 そんなときは、よく見る帳票だけを開いたまま、「Ctrl」+「Tab」を押してください。
 いま開いている帳票が順番に切り替わります。
 入力したものが残高試算表にも反映しているので、とても便利です。
 

4.仕訳辞書  お手軽度★★☆ 便利度★★☆
 
 例えば家賃など、毎月定額で必ず出てくるような取引があると思います。
 そんなときは、「仕訳辞書」が便利です。
 仕訳辞書は、定例の仕訳をあらかじめ登録しておくことで、ワンタッチで仕訳を呼び出す機能です。
 呼び出す際には「サーチキー」を登録しますが、毎月定額の仕訳のものは、
 「サーチキー」を「取引金額」で登録すると入力が早いのでオススメです。
 

5.インポート  お手軽度★☆☆ 便利度★★★
 弥生会計にはCSVデータを自動でインポートする機能があります。
 

 例えば、別途エクセルで出納帳を作成していたり、ネットバンキングの口座の情報・
 クレジットカードの仕様履歴をサイトからデータ書き出しできる場合があります。
 これらはCSVデータにして、弥生会計に取り込めるように少し加工することで、
 仕訳として自動でインポートをすることができます。
 せっかくあるデータをもう一度弥生会計に入力するのは非常に虚しい作業ですが、
 この手間を一気に省くことができます。
 

 今回、関与先様で使っている売上管理システムがCSVデータで書き出すことが可能であったので、
 そのデータを弥生会計に仕訳としてインポートする仕組みを作りました。
 かなり膨大なデータなので、手で弥生会計に入力すれば、月に10時間以上は軽くかかる量だったのですが、
 この仕組みを使うと数分で完了してしまいます。
 
 最初に仕組みを作るのには少し試行錯誤が必要ですが、
 これから先の何百時間と費やす作業が効率化できます。
もし使っていない機能があった方は、是非使ってみて下さい。
山口会計 神庭

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