六義園の散策
2011-12-12
六義園に行ってきました。
場所は文京区駒込
元大名屋敷があった場所なので、
とても閑静で落ち着いた雰囲気の場所にありました。
徳川5代将軍綱吉のころの時代に柳沢吉保が造園させた庭園です。
幕末まで柳沢家が所有していたのですが明治に入り、
三菱の創業者岩崎弥太郎の所有になり荒れていた庭園を修復し、
のち昭和13年に東京都に譲り受けられたそうです。
大震災や東京大空襲からも奇跡的に被害を免れたそうで、
ほぼ昔の様相のまま現存しています。
特別広くはありませんが、
どこからどこを見渡しても絵になる、
写真を撮りたくなるというように造られていて
日本庭園の良いとこどりをしているように
落ち着いて素敵な風情を醸しています。
初めて行ったのですが、
12月というのにまだ紅葉が見ごろで
鮮やかな色の紅葉や銀杏、躑躅が程良く
緑の葉と相まって、素晴らしい眺めに
思わずうっとりとしてしまいました。
庭園内には結構人出があり、
茶屋でお抹茶と和菓子を愛でている方々や、
四方八方で写真に夢中になっている方や、
外国からのお客さまもたくさん見えていました。
こういう庭園を散策すると本当に日本人であることの喜びを感じます。
平和で穏やかな生活を送れる幸せを感じることができます。
日頃、あくせくした毎日を送らざるを得ない
現代人にはぜひこういう空間に身を置いて
じっくりと日本情緒を味わうのも大切なひと時かもしれません。
是非お薦めです!
土井