起業コラム

返済方法の種類(元利均等と元金均等)

2015-07-14

借入の返済方法には2種類(元利均等と元金均等)あります。
今回はその違いについてお話しします。

①元均等返済

元利均等返済とは、支払金額が毎月同額の返済方法です。

毎月の支払金額の内訳である元金返済と利息の割合が、初めは利息が多く、徐々に元金返済の金額が増えていくものです。

 

 

 

例)

7月の返済額 80,000(元金65,000、利息15,000)
8月の返済額 80,000(元金66,000、利息14,000)

メリット: 毎月の支払金額が同額であるため資金繰予想を立てやすい。

デメリット: 支払利息の総額は元金均等より高い。

 

 

②元均等返済

元金均等返済とは、支払金額のうち元金は毎月同額で支払い、その金額に利息が加算される方法をいいます。

初めは支払金額が多く、徐々に支払金額が減っていくことになります。

 

 

 

例)

7月の返済額 83,000(元金65,000、利息18,000)

8月の返済額 82,000(元金65,000、利息17,000)

メリット: 支払利息の総額は元利均等より少なくて済む。

デメリット: 返済開始当初の支払金額が多くなるため、資金繰に注意が必要。

 

 

メリットとデメリットを把握した上で、自分の会社に合った方を選びましょう!

 

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