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格安航空券とハワイの関係?!

2010-08-09

 先日、テレビで格安航空券で成田→台北が7000円弱で行けるという
番組が目に止まりしばらく見ていました。その他にもオーストラリアが23000円
前後だったと思いますが、いろいろな場所にとても安い航空運賃で行けるというものでした。
国内で羽田→大阪でも普通に行けば10000円前後かかると思うのですが、何故こんなに
安い運賃で行けるのか不思議に思い見ていましたが、まず徹底的にコスト削減をするために
日本人の客室乗務員をつかわず片言の日本語しかしゃべれない外国人を雇い機内食も全て
有料にして、座席もギリギリまで詰めて席数を増やすというものでした。
 
 確かに安く行けるので一つの選択肢としては良いと思うのですが座席のスペースがギリギリで
自分では座れないかもしれないと少し心配してしまいました。それでも基本的には大手航空会社と
同じ飛行機を使っているので安全面では問題ないそうです。今はまだ検討段階らしいのですが
今後立ち乗りの飛行機が出てくるかも知れないと言っていました。もうそうなってくるとバス感覚
の乗り物になる気がします。今後の動向に注目したいです。
 
 これらの話を聞いて以前インターネットのブログを見ていたら「ホームレスもハワイに行く」という
題名の文章があったのでそれを見た時の事を思い出しました。AP通信によるとハワイのオワフ島の
ホームレスが2010年1月時点で4171人昨年の同時期よりも15%増加したというのです。
それはなぜか??実はアメリカの本土からホームレスが片道航空券を使って移住してきていると
言うのです。しかもハワイにある非営利団体が運営するホームレスのシェルターの宿泊費が1泊3食付で
3ドル(約270円)で、しかもハワイ州には空のペットボトルやアルミ缶を5セント(約4.5円)で買い取ってくれる制度があり路上に捨てられたペットボトル等を集めて現金を稼ぐ。その他にも色々な制度を利用して
生活をしているということだ。とてもたくましい話ではあるがこうした人が増えれば行政サービスにも限界
があるだろうし対策が必要だと思われるが、実際に色々なプランをハワイ州でもとっているようだがなかなか
難しい事も多いようだ。
 
 このような話を聞くと、今後世界的にこういう事が増えるような気がするし、また航空運賃が安くて当たり前
の世の中になれば世界中の人たちが安住の地を求めて移住してくるという社会問題も国内だけに限定
した問題でなく国際問題にもなるのかなと思います。
 
                                                                   
清水

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