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円高 ドル安 ユーロ安

2012-01-04

昨日テレビ東京2012年新春スペシャルを見ました。
スイスが日本と同様、通貨高に苦しんでいると言うものです。
 
ドルとユーロの価値と信用が下落する中、日本の円とともに
世界中の投機筋から『避難通貨』として買われ続けているのが
スイス・フランです。(スイスはイギリス同様ユーロに未加盟)
 
これに対してスイス政府は為替市場介入をし続けると表明し、
結果的にスイス・フラン高を抑えています。
 
一方国民はスイス・フラン高を逆手にとって積極的に国境を越え、
安いユーロ圏の隣国で野菜や日用品を買い出しに行っています。
 
日本の場合はどうでしょう
政府が為替市場介入をすると周辺国、特にアメリカから望ましくない
と言われた為、消極的になってしまいました。
 
国民は島国なので簡単には外国に行けません。
『円高還元セール』、海外旅行、オークション、海外通販で安く買う
くらいです。
 
為替と言えば記憶に新しいのは2011年12月
北海道日本ハム・ファイターズのダルビッシュ有が、独占交渉権を得た
テキサス・レンジャーズから5170万ドル(約40億3300万円)の入札
を受けました。(1ドル78円換算)
 
5年前の2006年12月松坂大輔はボストン・レッドソックスから入札金
5111万ドル(約60億円)で 契約しました。(1ドル117.3円換算)
 
今日の為替相場は1ドル76.66円ですから2011年12月から1.34円
円高ドル安になっていて、既に69,678,000円目減りしています。
粘って契約金を上げるより早く契約した方がいいかも知れません?!
 
さて、スイスと日本ですが
スイスの場合『永世中立国』で徴兵制もあり、自国を守ってきた歴史
がありますので、日本も同様には出来ないでしょう。
 
しかし、これからの日本も世界に向かって堂々と主張すべきは主張
することが必要です。
 
そうすることによって外国からも一目置かれるようになります。
 
山口事務所 長島

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