スタッフブログ

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よりゆたかに働き、暮らすための考え方~『考え方のコツ』を読んで

2013-03-28

立ち寄った本屋の平積み棚で、高く積み上げられている本たちの中で
ひとつだけ残り一冊になっている本が目につきました。

松浦弥太郎さんといえば、以前に「新しいお金術」という本を読んで、
ものの考え方にとても感銘を受けた方です。
その方の「考え方のコツ」ということで興味を持ち、すぐに買って読んでみました。


松浦さんの本は、いつも優しく、真摯で、うわべのテクニックとかではない
もっと根本的なものの考え方を教えてくれます。
この本も例外ではなく、社会とどう関わって仕事をして、生活をして、
暮らしていくかということについての考え方を綴っています。

印象に残った部分はたくさんあったのですが、特に私が感銘を受けた部分を3つご紹介します。


【1】知らないことを調べない(24ページ~)

“思考を妨げるのは知識です。
極論と思う人がいても、「知識こそ力だ」と大勢の人に説得されても、
僕はかたくこう信じています。”
“どんどんどんどん捨てていく。むやみに知識をためていかない”

経験を重ねていくと、新しいことが生じても、どうしても今までの経験に
物事を当てはめて考えてしまいがちです。
今までの経験から、「それは出来ない」「それは失敗する」と
自分で行動をせばめてしまっていることって多いような気がします。

なるべく自分の心をフラットにして、「感じること」「考えること」を大切にすることで、
新しい発想が生まれるのかもしれません。

【2】目の前にあることをしっかり務める(92ページ~)
“「なりたい自分」を想像し、きちんと計画してコツコツやっていくより、
今、目の前にあることをしっかりと務めて、流れに身を任せたほうが
うまくいくと僕は思っています。”

「将来はこの仕事をしたい」「将来はこれをしたい」と考えることは
かえって自分をガンジガラメにしてしまうこともあるようです。

与えられた役割を通して自分の夢を実現すると考えたほうが
うまくいくのでしょう。

【3】バランスをとること(128ページ~)

“仕事のように継続が大切なことはやはり「八勝七敗の勝ち越し」が
理想ではないでしょうか。”
“「絶好調だ、勝ちが続いている、大成功間違いなしだ!」
こう感じるときは、あえて自分から小さく転んでおきましょう。
勝利を譲る、ちょっとした挑戦をし、失敗を味わっておく。”

私はどちらかというと負け続きで勝ち続けたことはありませんが、
長く成功を続けるのには勝ったり負けたりしておくというのは、
確かにそうだと思います。
最大瞬間風速ではなく、地道にひとつひとつ積み上げていく人って周りにいますが、
やはり最終的にはそういう人が強いです。

「勝利を譲る」「ちょっとした挑戦をして失敗する」という発想はなかったので、
とても心に残った言葉です。




日々暮らしていると、想像もしていなかったような色んなことが起きて、
自分が何なんだか分からなくなってしまうようなことがあります。

そんな時に、この松浦弥太郎さんの言葉は、
とても温かく、優しく、また一つ一つ丁寧に生きていこうと思わせられる力があります。

迷路に迷い込んでしまって、また基本に立ち返りたいときに< /div>

また手に取りたいと思う一冊でした。
山口会計 神庭

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