起業コラム

資金調達の種類②~自己資金~

2019-09-09

前回「資金調達の種類①」では、資金調達の方法にはどのような種類があるのかをお話しました。

そのうち今回は「自己資金」についてもう少しお話していきたいと思います。

①自己資金とは

自己資金とは、社長自身がその起業のために用意したお金です。

他者から借りている訳でもなく、他者からお金を出資してもらったものでもありません。

 

②自己資金のメリット


自己資金は自分で用意したお金ですので、使用制約がありません。
自分のイメージする会社にするために思い通りに使うことが出来ます。

 

③自己資金のデメリット


自己資金を用意するには宝くじでも当たらない限り、こつこつ貯金していくしかありません。

目標の金額まで貯めるのに時間がかかります。これが自己資金のデメリットです。

例えば今、素晴らしい起業アイデアを見つけたとしても、貯金に時間が掛かってしまい、

時機を逃してしまったら元も子もありません。

スピーディーに資金調達を行うことを優先する場合は、借入という選択肢があります。

(おまけ)

もし、親兄弟、親戚などが財政的に余裕のある方であれば、
贈与をお願いすることも考えられます。この場合、贈与してもらったお金は自分のものになりますので、自己資金として会社に投資することが可能です。ただし、贈与は基本的には、年間にもらった金額の総額が110万円を超えると贈与税という税金が発生しますので、実際に行う時は専門家の意見を聞いた方がよいでしょう。 

次回は、借入についてお話しします。

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