2017-10-30
Special interview株式会社アミュ
柏木 基寛様
【お客様が後悔のない満足な人生を歩んで欲しい】
チェロの演奏家でもある柏木様に、武蔵野音楽大学卒業後、3つの事業を始めた経緯や、今後の展望について伺いました。
–介護福祉事業を始めようと思ったきっかけは何でしょうか?
大学卒業後、音楽活動の傍ら、介護保険制度の立ち上げの際に介護保険料の策定に関わったことが、介護福祉事業との関わりの一歩となりました。
介護をしていた母親が他界した時に、「一度しかない人生、、、やりたいことにチャレンジしよう!」と思い立った頃、お手伝いをしていた知り合いのケアマネージャーの方からお声がかかり、その方の事業を引き継ぎました。
主に、訪問介護、障害者支援など行っています。
▲日野市役所近くにある介護福祉事業の事務所。事務所内は、清潔感があり整然としている。
–では、旅行企画事業を始めたきっかけは何でしょうか?
母が他界した頃、ちょうど旅行業の勉強をしていて資格をとりました。
私の根本的な思いは、[人の役に立ちたい]ということです。
介護福祉事業を引き継いだ時に、介護を必要となさっている方が行きたいところへ行けるようなお手伝いもしたいとも思いました。
例えば、杖をついている方の、「故郷のお墓参りに行きたい」「同窓会に行きたい」「遠くに住んでいる兄弟のお見舞いに行きたい」などの望みを叶えるべく、一緒に付き添って実現できるサポートをしたいと考えています。
ご夫婦の旅行の付き添いとして、北海道へ行ったりもするんですよ。
その他、音楽芸術事業で知り合った仲間たちのバス旅行の企画をしたりします。
現在は、フレンドリートラベル(東京都中央区八丁堀2-1-7)と業務提携をして、インターネット等による受注型企画旅行業務も行っています。
▲ここ毎年、八王子の高尾山もみじまつりに招かれてチェロを演奏している。紅葉の中で響くチェロの音色は、一聴の価値あり。
–音楽芸術事業ではどのようなことをなさっていますか?
結婚式やリゾートホテルでチェロの演奏をしたり、老人ホームや小学校に招かれて演奏したりすることもあります。
その他、私自身も母の介護をしていたので、家族だけでの介護の大変さは身にしみています。介護する方々が癒されるような音楽会を開きたいとも考えています。
コンサートへ行けない方のご自宅での演奏会も是非やりたいです。音楽を聴く方が幸せに感じられるようなことをどんどんしていきたいです。
▲事務所内に貼られていたポスター。このコンサートも柏木様がプロデュースした。若手の演奏家が活躍できる場を作ろうと、若手を起用した音楽会を企画することにも力を入れている。
–事業していて嬉しかったことや苦労したことなど
嬉しいことは「感謝されること」。誰かに幸せを感じてもらうのが自分の喜び。
苦労は、介護業界における人材不足や人材確保です。
–今後のビジョン
[介護福祉事業][音楽芸術事業][旅行企画事業]の3つを複合的に提供していきたい。
ご高齢の方にお話を伺うと、「やりたいことをやっておけば良かった。」とおっしゃる方が多いので、【後悔のない人生を送れるように】サポートをしていきたいです。
聴きたい音楽を聴く、行きたい場所へ行く、そして健康な生活を送れるようにお一方お一方を大切に親身になってコンシェルジュ的なサービスが提供できる存在でありたい。
▲サービス精神旺盛な柏木様は、取材時にも、チェロの生演奏をしてくださった。チェロの音色はとても優しく、柏木様の穏やかな人柄が出ている。チェロに限らず、ボーカルや司会などもされるそう。株式会社アミュは、 柏木さんの魅力が溢れている会社ともいえる。
–柏木様にとっての山口会計とは
お世話になった行政書士さんからのご紹介で山口会計を選びました。
山口会計のいいところは、立ち上げ時の経済状況に柔軟に対応していただいたこと、そして非常に親身で、経営者の立場になって税務・経営など様々なアドバイスをしてくれるので、自分のやりたいことに専念できることです。スケジュールに合わせてくれて、アポがとりやすいところも助かります。
▲山口会計事務所の担当者との打ち合わせの様子。今後へ向けて真剣に話し合っている。
担当者より
柏木社長は、優しくて人当たりのいい方。事業が多岐に渡るので、相談には、いい点やリスクなどを分かりやすく説明するように心がけています。
これからも、柏木社長のビジョン達成の手助けをしていきたいと思います。
介護福祉事業・音楽芸術事業・旅行企画事業 株式会社アミュ
柏木 基寛様
東京都日野市神明1-10-20
http://voice-k.com/
↑音楽スタジオ[voice K]
平成29年8月現在の情報です。取材者の主観で記載しています。